【新唐人日本2011年3月3日付ニュース】中国では、共産党およびその関連組織から脱退した人の数が9000万人に達しました。ロシアのミハイル・カシヤノフ元首相は、このような中国人の選択を評価しました。
1990年代のロシアでは、多くの共産党員の党脱退がソビエト崩壊へとつながりました。今、中国では、9000万もの人が共産党とその関連組織から脱退しました。
カシヤノフ元ロシア首相
「これは中国での自由の広がりを意味します。人々は社会と生活を変え始めました。経済にとどまりません。正しい道を歩んでいます」
カシヤノフ氏は、エリツィン元大統領の時の財政大臣で、その翌年には、首相に就任(しゅうにん)。5年の任期中、一連の経済改革により、経済成長を3分の1近く押し上げました。それでも、経済より自由の享受のほうが大切だと強調します。
カシヤノフ元ロシア首相
「中国に対し 私が望んでいるのは、民主と自由を人々に感じさせること。経済発展は大切ですが、自由の享受こそ最も肝心です」
中国人が自由を得るのも時間の問題だといいます。
カシヤノフ元ロシア首相
「中国人ももっと自由を感じ、当局から尊重されてほしい。出国しなくても、中国内にいても自由を味わえるように。これは時間の問題だと私は信じます」
カシヤノフ元首相は、2006年、野党の人民民主連合を立ち上げました。これまでずっと、ロシアの政治改革、特に司法の独立や報道の自由などのために闘ってきています。
新唐人テレビがお伝えしました。
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